手首のスナップは「握り方」で変わる
スポーツで「手首のスナップを使え」「力を抜け」と言われても、なかなか感覚がつかめないことがあります。
私自身、さまざまな動作を試していく中で、
手首をしなやかに使いたいなら、小指と薬指を中心に握るのが効果的ではないか
と考えるようになりました。
もちろん、これは私自身の経験から得た考え方です。
すべてのスポーツやすべての人に当てはまるとは限りませんが、伸び悩んでいる人は一度試してみる価値があるかもしれません。
日常生活とスポーツでは握り方が違う。
普段の生活では、
・ペンを持つ
・スマートフォンを操作する
・パソコンを使う
など、人差し指や中指を中心に使う場面が多いと思います。
そのため、何かを握るときも無意識に人差し指や中指に力が入りやすくなります。
しかし、スポーツで手首のスナップやしなやかな動きを使いたい場合は、少し考え方が変わるように感じています。
ここで1回、試してみましょう。

まず、上記の画像のように手を開き、拳を軽く握ります。
次に、
親指・人差し指・中指を意識して力を入れてみてください。
その状態で手首を左右に動かしてみます。
すると、多くの人は手首が少し固く感じるのではないでしょうか。
続いて、
薬指・小指を意識して握ってみてください。
同じように手首を左右へ動かしてみます。
こちらの方が、
・手首が柔らかく動く
・力みが少ない
・スナップを使いやすい
と感じると思います。
では、親指・人差し指・中指は使わないのか?
答えは、NOです。
しかし、「小指と薬指だけ使えばいい」という話ではありません。
スポーツでは、
・インパクト
・リリース
・打撃
・投球
など、瞬間的に大きな力を出す場面があります。
そのときには、
・親指
・人差し指
・中指
の力も重要になります。
つまり、
常に力を入れ続けるのではなく、必要な瞬間に使う。というイメージです。
指の役割
私の中では、指の役割を次のように考えています。
■薬指・小指
エンジン
・力を伝える
・土台を作る
・動作を安定させる
■親指・人差し指・中指
ハンドル
・方向を決める
・微調整を行う
・瞬間的な出力を生み出す
車で例えるなら、
エンジンだけでは思った方向に進めません。
逆にハンドルだけでは前に進めません。
どちらも必要ですが、役割が違うということです。
まとめ
私の考えでは、
手首のスナップやしなやかな動きを使いたい場合は、小指・薬指を中心に握る意識が有効
です。
もちろん競技や個人差によって正解は変わります。
あくまで一つの考え方ですが、
・動作が固い
・力みやすい
・手首をうまく使えない
・壁にぶつかっている
という人は、一度試してみてください。
意外と新しい感覚が見つかるかもしれません。

